漁業気象通報原稿　その２　２０２３年１０月１６日午前３時

つづいて漁業気象です。
　北緯４０度、東経１４８度には、９８０ｈＰａの発達中の低気圧があって、
北東へ毎時４５キロで進んでいます。中心から閉塞前線が北緯４０度、東経
１５０度を通って、北緯３８度、東経１５１度に達し、ここから温暖前線が北
緯３６度、東経１５３度を通って、北緯３３度、東経１５４度にのび、寒冷前
線が北緯３４度、東経１５０度、北緯３１度、東経１４７度を通って、北緯
２９度、東経１４４度に達し、さらに停滞前線となって北緯２７度、東経
１４１度を通って、北緯２４度、東経１３７度にのびています。中心の南西側
１１００キロ以内と北東側７５０キロ以内では、１５から３０メートルの強い
風が吹いています。中心の南西側１９００キロ以内と北東側９５０キロ以内で
は、今後２４時間以内は１５から３０メートルの強い風が吹く見込みです。な
お、この低気圧の中心は１２時間後の１６日午後３時には北緯４３度、東経
１５２度を中心とする半径９０キロの円内に達する見込みです。また、２４時
間後の１７日午前３時には北緯４８度、東経１５６度を中心とする半径１６０
キロの円内に達する見込みです。また、北緯４６度、東経１４０度には、
１０００ｈＰａの別の低気圧があって、北北東へ３０キロで進んでいます。
　北緯４５度、西経１７７度には、９５６ｈＰａの発達した低気圧があって、
東へ４５キロで進んでいます。中心から閉塞前線が北緯４６度、西経１７２度
を通って、北緯４５度、西経１６６度に達し、ここから温暖前線が北緯４２度、
西経１６２度を通って、北緯３９度、西経１５９度にのび、寒冷前線が北緯
３９度、西経１７０度、北緯３５度、西経１７５度、北緯３３度、東経１８０
度を通って、北緯３１度、東経１７６度に達し、さらに停滞前線となって北緯
３０度、東経１７０度を通って、北緯２９度、東経１６３度にのびています。
中心の南東側１７００キロ以内と北西側９５０キロ以内では、１５から２８メ
ートルの強い風が吹いています。中心の東側１９００キロ以内と西側１５００
キロ以内では、今後２４時間以内は１５から２８メートルの強い風が吹く見込
みです。なお、この低気圧の中心は１２時間後の１６日午後３時には北緯４４
度、西経１７０度を中心とする半径９０キロの円内に達する見込みです。また、
２４時間後の１７日午前３時には北緯４４度、西経１６１度を中心とする半径
１６０キロの円内に達する見込みです。
　オホーツク海及び日本海北部では、所々濃い霧のため見通しが悪くなってい
ます。
　北緯４２度、東経１４２度、（４７、１５２）（５５、１６２）（６０、
１６３）（６０、１７７）（４０、１６５）（３９、１５１）及び元の北緯
４２度、東経１４２度の各点で囲まれた海域では、所々濃い霧のため見通しが
悪くなっています。
　北緯５３度、東経１３９度には、９９６ｈＰａの低気圧があって、東北東へ
２０キロで進んでいます。
　北緯１４度、東経１１２度付近には、１００８ｈＰａの低圧部があって、ほ
とんど停滞しています。
　北緯４４度、東経１１５度には、１０２４ｈＰａの高気圧があって、南東へ
３０キロで移動しています。
　北緯２９度、東経１１６度には、１０１８ｈＰａの高気圧があって、東へゆっ
くり移動しています。
　北緯５４度、東経１６２度には、１０１８ｈＰａの高気圧があって、東へ
２０キロで移動しています。
　北緯３７度、東経１６５度には、１０１８ｈＰａの高気圧があって、東へ
３５キロで移動しています。
２０２３年１０月１６日午前３時その２終わり=