漁業気象通報原稿 その2 2018年6月2日午後9時 つづいて漁業気象です。  北緯56度、東経175度には、968hPaの発達した低気圧があって、 北東へ毎時35キロで進んでいます。  北緯58度、東経172度から閉塞前線が北緯59度、東経176度、北緯 59度、東経180度、北緯55度、西経174度を通って、北緯49度、西 経172度に達し、ここから温暖前線が北緯47度、西経170度を通って、 北緯42度、西経167度にのび、寒冷前線が北緯44度、西経175度、北 緯40度、東経180度を通って、北緯38度、東経175度に達し、さらに 停滞前線となって北緯36度、東経164度、北緯31度、東経150度、北 緯30度、東経144度、北緯25度、東経130度、北緯23度、東経 120度、北緯23度、東経110度を通って、北緯24度、東経107度に のびています。中心の南東側1500キロ以内と北西側750キロ以内では、 15から20メートルの強い風が吹いています。  北緯12度30分、東経112度30分には、1004hPaの熱帯低気圧 があって、北北西へ15キロで進んでいます。中心付近では15メートルの強 い風が吹いています。今後24時間以内に中心付近の最大風速は18メートル に達し、台風になる見込みです。なお、この熱帯低気圧の中心は、70パーセ ントの確率で24時間後の3日午後9時には北緯14度30分、東経111度 25分を中心とする半径200キロの円内に達する見込みです。  北緯61度、東経146度には、988hPaの発達中の低気圧があって、 南南東へ35キロで進んでいます。中心の南側950キロ以内と北側560キ ロ以内では、今後12時間以内に15から18メートルの強い風が吹く見込み です。  オホーツク海、日本海北部、日本海中部、黄海及び東シナ海では、所々濃い 霧のため見通しが悪くなっています。  北緯35度、東経141度、(39、142)(42、141)(42、 143)(47、152)(60、164)(60、180)(37、180) (30、160)(28、140)及び元の北緯35度、東経141度の各点 で囲まれた海域では、所々濃い霧のため見通しが悪くなっています。  北緯10度、東経131度付近には、1008hPaの低圧部があって、ほ とんど停滞しています。  北緯34度、東経125度には、1016hPaの高気圧があって、ほとん ど停滞しています。  北緯38度、東経152度には、1018hPaの高気圧があって、東へ 20キロで移動しています。 2018年6月2日午後9時その2終わり=