漁業気象通報原稿　その２　２０１７年１２月１０日午前３時

つづいて漁業気象です。
　北緯５０度、東経１６７度には、９５６ｈＰａの発達中の低気圧があって、
北へ毎時３０キロで進んでいます。中心から閉塞前線が北緯４７度、東経
１７２度を通って、北緯４５度、東経１７４度に達し、ここから温暖前線が北
緯４０度、東経１７８度を通って、北緯３７度、東経１７９度にのび、寒冷前
線が北緯４０度、東経１７４度、北緯３６度、東経１７０度、北緯３２度、東
経１６５度を通って、北緯２７度、東経１５８度に達しています。中心の南東
側２８００キロ以内と北西側１７００キロ以内では、１５から３０メートルの
強い風が吹いています。なお、この低気圧の中心は２４時間後の１１日午前３
時には北緯５０度、東経１６６度を中心とする半径１６０キロの円内に達する
見込みです。また、北緯５２度、東経１５３度には、９７８ｈＰａの別の低気
圧があって、東へゆっくり進んでいます。
　北緯３９度、東経１２３度には、１０１２ｈＰａの発達中の低気圧があって、
東北東へ３５キロで進んでいます。中心の南西側１１００キロ以内と北東側
５６０キロ以内では、今後２４時間以内に１５から２０メートルの強い風が吹
く見込みです。
　オホーツク海、日本海北部及び日本海中部では、所々濃い霧のため見通しが
悪くなっています。
　北緯４９度、東経１６３度、（５４、１６５）（５１、１８０）（３８、
１８０）（３８、１７２）（４３、１７３）及び元の北緯４９度、東経１６３
度の各点で囲まれた海域では、所々濃い霧のため見通しが悪くなっています。
　北緯０５度、東経１３９度付近には、１００６ｈＰａの低圧部があって、ほ
とんど停滞しています。
　北緯３３度、東経１３４度には、１０２０ｈＰａの高気圧があって、東へ
３５キロで移動しています。
　北緯３４度、東経１４９度には、１０２０ｈＰａの高気圧があって、東へ
３５キロで移動しています。
２０１７年１２月１０日午前３時その２終わり=