漁業気象通報原稿 その2 2017年3月2日午前9時 つづいて漁業気象です。  北緯31度、東経171度には、990hPaの発達中の低気圧があって、 東へ毎時45キロで進んでいます。中心から閉塞前線が北緯32度、東経 172度を通って、北緯33度、東経174度に達し、ここから温暖前線が北 緯32度、東経179度を通って、北緯30度、西経177度にのび、寒冷前 線が北緯24度、東経170度を通って、北緯20度、東経161度に達して います。中心から半径1300キロの円内では、15から25メートルの強い 風が吹いています。なお、この低気圧の中心は12時間後の2日午後9時には 北緯34度、東経178度を中心とする半径90キロの円内に達する見込みで す。また、24時間後の3日午前9時には北緯35度、西経179度を中心と する半径160キロの円内に達する見込みです。  北緯34度、東経141度には、1008hPaの発達中の低気圧があって、 東北東へ45キロで進んでいます。中心から温暖前線が北緯32度、東経 143度を通って、北緯29度、東経145度にのび、寒冷前線が北緯30度、 東経136度、北緯25度、東経134度を通って、北緯21度、東経130 度に達しています。中心の南西側1700キロ以内と北東側1100キロ以内 では、今後24時間以内に15から25メートルの強い風が吹く見込みです。 なお、この低気圧の中心は12時間後の2日午後9時には北緯38度、東経 145度を中心とする半径90キロの円内に達する見込みです。また、24時 間後の3日午前9時には北緯42度、東経149度を中心とする半径160キ ロの円内に達する見込みです。また、北緯37度、東経132度には、 1006hPaの別の低気圧があって、東へ35キロで進んでいます。  オホーツク海、日本海北部及び日本海中部では、所々濃い霧のため見通しが 悪くなっています。  北緯42度、東経141度、(42、143)(47、152)(40、 152)(37、148)(37、141)及び元の北緯42度、東経141 度の各点で囲まれた海域では、所々濃い霧のため見通しが悪くなっています。  北緯54度、東経166度、(60、165)(60、170)(53、 180)(49、180)(49、171)及び元の北緯54度、東経166 度の各点で囲まれた海域では、所々濃い霧のため見通しが悪くなっています。  北緯49度、東経141度には、1010hPaの低気圧があって、北北東 へ35キロで進んでいます。  北緯58度、東経148度には、1004hPaの低気圧があって、西北西 へ30キロで進んでいます。  北緯48度、東経179度には、1010hPaの低気圧があって、北北西 へゆっくり進んでいます。  北緯31度、東経115度には、1028hPaの高気圧があって、南東へ 35キロで移動しています。  北緯42度、東経161度には、1030hPaの高気圧があって、東へ 20キロで移動しています。 2017年3月2日午前9時その2終わり=