漁業気象通報原稿 その2 2015年10月1日午後3時 つづいて漁業気象です。  北緯39度、東経131度には、986hPaの発達中の低気圧があって、 北東へ毎時55キロで進んでいます。中心から温暖前線が北緯38度、東経 135度を通って、北緯35度、東経139度にのび、寒冷前線が北緯35度、 東経128度、北緯30度、東経123度を通って、北緯26度、東経116 度に達しています。中心の南側1500キロ以内と北側950キロ以内では、 今後24時間以内に15から33メートルの強い風が吹く見込みです。なお、 この低気圧の中心は12時間後の2日午前3時には北緯46度、東経138度 を中心とする半径160キロの円内に達する見込みです。また、24時間後の 2日午後3時には北緯50度、東経144度を中心とする半径240キロの円 内に達する見込みです。  北緯56度、東経173度には、984hPaの発達中の低気圧があって、 北北西へ20キロで進んでいます。中心の南西側2200キロ以内と北東側 950キロ以内では、15から20メートルの強い風が吹いています。また、 北緯55度、東経164度には、980hPaの別の低気圧があって、ほとん ど停滞しています。  北緯14度30分、東経123度35分には、1008hPaの熱帯低気圧 があって、西北西へ30キロで進んでいます。中心付近では15メートルの強 い風が吹いています。今後24時間以内に中心付近の最大風速は18メートル に達し、台風になる見込みです。なお、この熱帯低気圧の中心は、70パーセ ントの確率で12時間後の2日午前3時には北緯15度05分、東経121度 05分を中心とする半径160キロの円内に達する見込みです。また、24時 間後の2日午後3時には北緯15度35分、東経119度05分を中心とする 半径220キロの円内に達する見込みです。  オホーツク海、日本海及び東シナ海では、所々濃い霧のため見通しが悪くなっ ています。  北緯44度、東経146度、(49、154)(40、154)(41、 144)及び元の北緯44度、東経146度の各点で囲まれた海域では、所々 濃い霧のため見通しが悪くなっています。  北緯52度、東経158度、(60、164)(60、180)(35、 180)(34、165)(37、165)(43、173)(47、170) (47、162)及び元の北緯52度、東経158度の各点で囲まれた海域で は、所々濃い霧のため見通しが悪くなっています。  北緯51度、東経166度には、984hPaの低気圧があって、東南東へ 30キロで進んでいます。  北緯52度、東経178度には、988hPaの低気圧があって、北東へ 75キロで進んでいます。  北緯16度、東経166度付近には、1006hPaの低圧部があって、ほ とんど停滞しています。  北緯33度、東経152度には、1020hPaの高気圧があって、東南東 へ35キロで移動しています。  北緯52度、東経178度から閉塞前線が北緯50度、東経180度を通っ て、北緯48度、東経180度に達し、ここから温暖前線が北緯43度、西経 176度を通って、北緯39度、西経176度にのびています。  北緯47度、東経180度から寒冷前線が北緯42度、東経179度、北緯 39度、東経176度、北緯32度、東経170度を通って、北緯27度、東 経162度に達しています。 2015年10月1日午後3時その2終わり=