漁業気象通報原稿 その2 2015年2月9日午後9時 つづいて漁業気象です。  北緯12度35分、東経155度40分には、975hPaの台風第2号が あって、北西へゆっくり進んでいます。中心付近の最大風速は33メートル、 中心から半径90キロの円内では、風速25メートル以上の暴風、また、中心 の北側330キロ以内と南側220キロ以内では、風速15メートル以上の強 い風が吹いています。なお、台風第2号の中心は、70パーセントの確率で 24時間後の10日午後9時には北緯14度10分、東経153度55分を中 心とする半径130キロの円内に達する見込みです。中心付近の最大風速は 35メートルになる見込みです。  北緯50度、東経142度には、994hPaの発達した低気圧があって、 北へゆっくり進んでいます。  北緯51度、東経142度から閉塞前線が北緯49度、東経148度を通っ て、北緯45度、東経153度に達し、ここから温暖前線が北緯42度、東経 158度を通って、北緯37度、東経161度にのび、寒冷前線が北緯40度、 東経155度、北緯35度、東経153度を通って、北緯27度、東経147 度に達しています。中心の南東側2400キロ以内と北西側1700キロ以内 では、15から20メートルの強い風が吹いています。また、北緯45度、東 経140度には、996hPaの別の低気圧があって、ほとんど停滞していま す。  オホーツク海では、所々濃い霧のため見通しが悪くなっています。  北緯46度、東経150度、(51、157)(46、162)(37、 162)(37、154)及び元の北緯46度、東経150度の各点で囲まれ た海域では、所々濃い霧のため見通しが悪くなっています。  北緯31度、東経121度には、1032hPaの高気圧があって、南東へ ゆっくり移動しています。  北緯32度、東経165度には、1024hPaの高気圧があって、東へ毎 時35キロで移動しています。 2015年2月9日午後9時その2終わり=